バスとトラックの役割
バス・トラックを一切使わずに、鉄道のみで街を発展させることは可能です。 ですが、鉄道のみだと街全体(マップ全体)を大きく発展させることが難しいです。 理由は、駅と列車の数に上限があるためです。 なので、鉄道の届かない範囲に乗客と資材を運ぶことが、バス・トラックの役割だと思います。
また、鉄道を一切使わずに、バス・トラックのみで街を発展させることも可能です。 鉄道よりも乗客数と積載量が少ないので、その差を数で補えば十分可能です。 鉄道よりも利益が少ない分、発展までの損失も少ないです。(詳細は「バスとトラックのみで街を発展させる方法」参照)
バスとトラックの基礎知識
- バスは乗客、トラックは資材を運ぶことで売上を出す。
- バスの利益は少ない。
- 乗客は次に停車するバス停で降りる。
- バス停の範囲は、駅の範囲と同じ大きさ。
- バス停の範囲内にある建物の乗客需要と乗車時間帯で、各時間帯に乗車する人数が算出される。
- バス停の乗降客数が多いと、周辺の発展が加速する。
- 運行上の道路に信号と踏切があると、渋滞が起こりやすくなる。(ダイヤが乱れる)
- 道路は公共施設のため資産税と維持費が発生しない。
- バス停と配送所は資産税と維持費が発生する。
- 道路をマップ端まで敷設すると隣町と繋がる。
- 道路も自然発展する。
- 道路の近くは発展しやすい。
- バスターミナル、配送センターは折り返しが可能。
- バスのタイプで運賃、運行費用などが変わる。
- トラックのタイプで積載量、運行費用などが変わる。
あくまでも私個人の考えですが、バス・トラックをスムーズに運行するには「運行上の道路に踏切と信号を作らない」ことが重要だと思います。 交差点と踏切のない環状線、もしくは直線の道路で運行すれば、渋滞が発生する確率は低くなります。 ダイヤが乱れることもありません。
バス・トラックの運行で最も厄介なのが、迷子と渋滞です。 なので、それが起こる確率を少しでも減らすために、信号と踏切はできるだけ作らない方がいいと思います。 信号と踏切を回避する方法については、「ダイヤが乱れない道路(渋滞解消)」も参考にして下さい。
バスとトラックの使い方
ノンステップバス以外のバス・トラックは、比較的簡単に黒字になります。 ですが、鉄道に比べると利益は少ないです。 とくにバス利益は微々たるものです。 「利益が出ない」と考えてもいいくらいです。
なので、バス・トラックは利益を重視するよりも、以下のように街の発展のためだけに使った方が、特徴を活かせると思います。
このようにして、バス・トラックで発展させた場所を鉄道路線に組み込んでいけば、街全体を大きく発展させることができます。(詳細は「バスとトラックのみで街を発展させる方法」参照)
バス停の範囲と乗客需要
バス停は建設時に範囲が表示されません。 バス停の範囲の大きさは、駅と同じサイズです。 なので、バス停に駅を重ねれば、正確な範囲が確認できます。
その範囲内にある建物の乗客需要と乗車時間帯で、各時間帯にバス停から発生する乗客数が決まります。 また、バス停の1日の乗降客数が多ければ多いほど、街の発展が加速します。
道路の自然発展と迷子
街と同じように、道路も自然発展する場合があります。 バス・トラックが運行する道路に発展した道路がぶつかると、信号付きの交差点ができます。 既存の道路が伸びて、交差点ができる場合もあります。 そして、この予期せぬ交差点のせいで、バス・トラックが迷子になります。
迷子になるとバス・トラックだけでなく、資材工場や街の発展にも悪影響を及ぼします。 ただし、道路の自然発展を防ぐ方法は調整区域くらいしかありません。 なので、発展中の場所を運行するバス・トラックは、常に動きを監視しておく必要があります。 これが、バス・トラックの管理が面倒な点です。
バスとトラックの種類
バス・トラックはタイプによって運行費用、定員数、最大積載量、巡航速度などに違いがあります。 バスの場合は乗客需要、トラックの場合は資材の生産数から最適なものを選択することで、利益は確実に増えます。 バス・トラックの種類と特徴については、「旅客バスの種類と特徴」と「貨物トラックの種類と特徴」を参考にして下さい。
道路と線路の違い
- 道路は公共施設扱いなので、維持費と資産税が発生しない。
- 道路周辺は発展しやすくなる。
- 道路も自然発展する。
上の3点が線路との大きな違いです。 線路とは真逆です。 線路は維持費と資産税が発生します。 線路沿いは発展しにくくなります。 線路は自然に敷設されたり、延びることはありません。 なので、何もない場所を発展させたい場合は、道路のみを敷設した方が満遍なく発展します。