結局ビアンカ

親子2世代に渡って繰り広げられるドラマ仕立てのドラゴンクエスト。 誰もが知ってるドラゴンクエストシリーズの中で「5」が一番好きな人は多いと思う。 DS版から新たな花嫁候補としてフローラの姉デボラが加わり、誰と結婚するかさらに悩ませる。 そして、結局ビアンカを選んでしまう...。

深い

ゲームという終わりのない無限な時間を設定できるものの中に、親との離別、結婚、出産、成長など、有限な時間をにおわせる設定を入れることで、夢がなく感じてしまうかもしれない。 しかし、その分クリアした時にとても考えさせられるラストになっていると思う。 これほど達成感のあるゲームは他にない。

考えた人天才

RPGとしては非常に話が練り込まれていて、引き込まれていく部分が多かった。 作中に結婚したり子供ができたりするのも、現実性があり良かったと思う。

またモンスターが仲間になるシステムも単純で、他シリーズと比較して仲間にしやすかったのも嬉しかった。 クリアした後も色々なモンスターを仲間にして育てていくなど、何度も繰り返しプレイできるおすすめゲームだ。

リメイクで遊びやすくなった！

ストーリーの深さや魅力的なキャラクターもさることながら、「転職」と「モンスター仲間システム」という要素を同時に取り入れた良作。

この「転職＋仲間モンスター」の2つがドラゴンクエスト6の最大のウリであり、DSへのリメイクによって、さらに遊びやすくなった。

仲間モンスターも転職可能

戦闘後にモンスターが仲間になるシステムは、前作ドラゴンクエスト5から導入された。 このシステムはドラゴンクエスト6でも引き続き採用された。

戦闘後に「なんと○○がおきあがり、なかまになりたそうにこっちをみている」と表示された時、小躍りするほど嬉しかったプレイヤーも多いだろう。

前作と大きく異なる点は、仲間にするためには「魔物マスター」という職業に就く必要があること。 そして、この魔物マスターの熟練度が上がると強力なモンスターも仲間にできるようになる。

このように苦労して仲間にしたモンスターも転職させることができ、スライムなどの弱いモンスターも転職によって強力な仲間に育てられる。

鳥山明だけではない

キャラクターデザインの鳥山明だけでなく、他にも参加スタッフに有名な方が多くいる。 とくに音楽のクオリティは非常に高い。 クロノ・トリガーの世界観にマッチした音楽も含めて満足できる名作RPG。

発展していく村を見届ける

はじめは村の住人も少なく家も手狭だが、プレイしていくうちに住人の数も増え、村も発展していく。 これを見届けるのが楽しい。

家のローンを返済するのに期限がなく、自分のペースでゆっくり返していけるのも良い。 現実もそうだったらどんなに嬉しいことか...。

村には四季があり、クリスマスや花火大会といった季節ごとのイベントもある。 釣り大会など、定期的に開催されるイベントも豊富にある。 そのため、一年中どの時期にプレイしても飽きずに楽しめる。

自分好みの村を作れるゲーム

村の住民が引っ越しなどで入れ替わったり、釣りや無人島、クリスマスやハロウィンといったイベントごとに何かしらの用意がされている。 そのため、飽きずに自分好みの村を作り上げることができる。

また、自分で服を作成したり、お金を貯めて家を大きくしたり、村によってなっている果実が違ったりなど、そういった細かい点も楽しくて可愛い。

正義の味方になれるゲーム

弁護士の卵「成歩堂龍一」が無罪なのに捕まった人々を弁護し、無罪を勝ち取っていく法廷バトル推理アドベンチャー。 GBAで発売された「逆転裁判」に新しいエピソードを追加して移植した作品。

自分の足で事件に関係する現場へ出向き、証言や証拠品を回収する。 そして裁判の証言台に立った証人の矛盾点を見つけていく。 証拠を突きつけ、正しい証言を引き出すことに快感を覚えるゲーム。

助手的な位置づけで登場する綾里真宵と成歩堂龍一の掛け合いが楽しくて笑える。 DS版では成歩堂龍一と矢張、御剣の幼少時代のストーリーを見ることもでき、3人をより好きになる要素が詰まった作品に仕上がっている。

DSで天下統一

「信長の野望 烈風伝」のDS版。 織田信長で全国制覇（天下統一）を目指す、中毒性の高いおすすめ歴史シミュレーションゲーム。

町を作り、お金を貯めて、兵を募集して徐々に勢力を大きくしていく。 そこが最初の楽しみ。 一定以上の勢力になる前に攻め込まれると厳しい。 しかし、それを乗り越えるのもこのゲームの魅力である。 そして仲間を得て、どんどん勢力を拡大していけば天下統一もみえてくる。

オリジナルキャラが空気

UXとは違い、鉄のラインバレルがアニメ版からの参戦。 他にもイクサー1など、珍しい作品も参戦している。 スパロボにしては珍しくオリジナルキャラが空気。 前作と真逆の扱いになっている。

シナリオの出来は良く、ガンダムWの五飛がラインバレルのキャラみたいになっていたり、SEED DESTINYのシナリオが大きく変更されているなど、どれも好評。 とくにSEED DESTINYの扱いはよく、このスパロボでキラの評価が上がった。

隠し要素は少ないが、全隠し要素を同じ周回で出す事は不可能。 しかし、隠し要素を達成した時のシナリオが非常に良い。 また、戦闘アニメも出来が良く、BGMのクオリティも高い。

SEED DESTINYの改変が素晴らしい！

SEED DESTINYがアニメと比較して、良い意味で改変されているのは素晴らしかった！ シンとキラがうまい形で共闘したり、ハイネが生存して最後まで出撃できるのも良かった。 スパロボZ同様、本来あるべき内容ではないかと思う。

残念な点をあげるとすれば、1機で複数の敵に攻撃する手段がMAP兵器しかなく、やや爽快感に欠けていた。

使い回しは多いが...間違いなく傑作！

DSで発売されたスパロボの中では最もおすすめ。 傑作と言っても過言ではないだろう。 発売当初は前作スパロボJからの使い回しが多く評価は微妙だった。 しかし、ストーリーの秀逸さに評価は一転した。

とくにテッカマンとデトネイターオーガンのシナリオは原作の設定を上手く組み合わせている。 破綻している部分も殆どなく、時系列が前後しているはずのシナリオを上手く本編内に落とし込んでいる。

スパロボWの特徴として前後編に分かれている作品を多く取り入れている。 参戦作品のキャラと同様に、前編と後編でオリジナルである主人公の成長を見ることを出来る部分も魅力的。

戦闘グラフィックの出来も素晴らしい。 ドット表現の作品の中では最もキャラの動きが良いスパロボではないだろうか。

医者になれる？

実際のお医者さんみたいに、問診や触診をして手術ができるゲーム。 リアルに忠実なので、お医者さんでも楽しめるとか楽しめないとか...。

手術だけでなくストーリーを進めやすくするためのミニゲーム、恋愛ストーリーなどもある。 各エピソードは複数のエンディングが用意されている。 なので、コンプリートを目指すためのやりこみ要素もある。

難易度高！？

ファンタジーやSFの世界とは違い、現代の戦争をモチーフにしたウォーシミュレーションゲーム。 ゲームと思って舐めてかかったら火傷する。

とにかくCPUが強い。 油断すれば即ゲームオーバーになる。 そして、そこが逆に面白い。 一人で黙々とプレイするのが楽しいゲームだが、友人と対戦するのも面白い。

頭をフル回転して戦略を考える

勝敗条件、地形、施設、敵味方の配置、ゲームシステムをしっかり頭に叩き込まないと、まず勝てない。 こんなに頭の使う戦略シミュレーションはあまり無い。 しかし、その分勝利した時に達成感があり、何とも言い難い幸福感に包まれる。

また、今までのウォーズシリーズにはなかった、新型兵器の投入も男心をくすぐるどころではなく、爆発させてくれた。

幻想水滸伝の新章

様々な出会いと別れを繰り返し、クライマックスへと近づいていく幻想的な世界を舞台にしたRPG。 ドラクエやFFよりもファンタジー色が強い。 知らない世界から知らない世界への旅は「これで良いのか！？間違っていないのか！？」と心配になり、このゲーム独特の世界観にどんどんと引き込まれていく。