ベルリンの壁
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- 134
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- 永劫回帰のパンドラ（4）
第二次世界大戦終結後、ドイツの首都ベルリンは、東側をソ連に、西側をアメリカ、イギリス、フランスによって分割占領された。 その後、ドイツは東ドイツと西ドイツに分裂。 東ドイツ国内に位置するベルリンは引き続き東ドイツの首都となったが、分割占領されていた西ベルリンだけは連合軍占領地域として、飛び地のような形で孤立する事となった。 東ドイツ国民による西ベルリンへの亡命が相次いだ事から、東ドイツは西ベルリンをぐるりと囲む『壁』を1961年に建設した。 これがベルリンの壁である。 1989年になって破壊されるまで、この壁は冷戦と東西ドイツ分裂の象徴とされた。 なお、西ベルリンは公式には西ドイツ領ではなく、西ドイツが外交と通貨行政を代行していたに過ぎない。