ヘイルトゥリーズン系 親系統昇格
パターンAの場合、サンデーサイレンス系とロベルト系、リアルシャダイ系、ブライアンズタイム系の何れかの確立で親系統へ昇格します。 注意点はロベルト系を確立した場合、サンデーサイレンス系が確立する前に、リアルシャダイ系とブライアンズタイム系を確立してしまうと、ロベルト系が親系統へ昇格してしまい、ヘイルトゥリーズン系が親系統へ昇格できなくなります。 なので、サンデーサイレンス系確立後に、ブライアンズタイム系を確立するようにして下さい。
パターンBはロベルト系を確立せずに、95年以降にリアルシャダイ系、ブライアンズタイム系の確立を狙っている場合、国内でのヘイルトゥリーズンの支配率が12%を超えてしまい、ヘイルトゥリーズンが親系統へ昇格します。 この状況は稀なので、狙ってこの状況を作り出すのは、リスクが高くおすすめしません。 ロベルト系、リアルシャダイ系、ブライアンズタイム系については上のページを参照。
昇格させるメリットとデメリット
ヘイルトゥリーズン系を親系統へ昇格させると、親系統ロイヤルチャージャーは一気に衰退するので、昇格させるメリットがないように感じるかもしれませんが、大種牡馬因子を少しでも前に押し出すことは配合にとって重要です。 ヘイルトゥリーズンの大種牡馬因子ができることで、シンボリクリスエス、タイキシャトルなど、爆発力がアップする種牡馬も多いので、昇格させる価値は十分あると思います。
ロベルト系、ヘイルトゥリーズン系、サンデーサイレンス系の3つを親系統へ昇格させた場合、後々の配合のバリエーションが飛躍的にアップします。 デメリットは、稀にサンデーサイレンス系が、支配率が足りず親系統へ昇格しない不具合があることです。