牧場施設について
相乗効果の大きい牧場施設を優先しましょう。 相乗効果の大きい組み合わせは、「疲労回復の効果を上げる施設+花壇複数設置」です。 この組み合わせに勝るものはないと思います。
牧場の疲労回復効果を上げると、幼駒の育成による疲労、育成中の軽い怪我(コズミ等)の発生率が低下します。 競走馬も放牧による1週あたりの疲労回復量が増えます。
幼駒の疲労と怪我発生率を低下させると、全牧場施設の育成効率が飛躍的にアップします。 育成効率を上げると、能力が成長する確率も飛躍的にアップします。
放牧による1週あたりの疲労回復量が増えると、3週以下の短期放牧でも疲労を回復できます。 短期放牧の疲労回復効果がアップすると、調子と闘志を管理しやすくなります。
花壇の複数設置でさらに調子の管理がしやすくなり、賢さも成長します。 賢さが成長すると、調子の上限が増え、下向きになる確率は低くなります。
賢さは調子だけでなく、レースでの位置取り、スタミナのロスなどにも大きく影響します。 そのため、調子と賢さの高い馬は、レースの成績が安定します。
レースの成績が安定すると、調教(調教師)の育成効率が上がり、育成度MAXになりやすくなります。 育成度MAXの回数が増えると、馬は確実に成長します。
以上が「疲労回復の効果を上げる施設+花壇複数設置」の相乗効果です。 要するに、馬の成長と成績、調子・闘志・疲労の管理など、あらゆる面で大きなプラス効果を得られるということです。
効果的な配置(おすすめ施設)
牧場で最も大きな効果を得られるのは、以下の配置で牧場長を牧野若葉です。 幼駒の育成効率、競走馬の疲労と調子に効果大です。 この組み合わせの効果がデカすぎるため、他の配置にすると効果は大きく下がります。 牧場の効果だけでなく、全ての面でマイナスと考えて下さい。 とにかく、「疲労回復と賢さ」は全ての効率を大きく上げるので、非常に重要です。 それを考えると、何を優先するにしろ、以下の配置以上の効果を得られる配置はないと思います。
放牧場の施設は上のようになります。 緑は2個設置する施設です。 史実馬プレイで「自家生産は史実馬のみ」といった場合は、サイロと種牡馬施設を設置せずに、ロンギ場を2個設置するのもアリだと思います。 そして、牧場長を牧野双葉(妹)にすると大きな効果を得られます。
サイロに関しては、所有しない幼駒を0歳12月4週までに全て売却し、その世代の幼駒を9頭以下にするなら必要ありません。 その場合は「サイロ→功労馬繋養施設」にするといいでしょう。 ただし、幼駒の能力を判別する手段は「能力の判別」で解説している方法しかないため、現実的ではありません。
育成場の施設は上のようになります。 ゲートと大型坂路は、どちらでも大差ありません。 ただし、幼駒の勝負根性に影響する施設が1つもないので、それを気にする場合はゲートを設置しましょう。
あまりおすすめしませんが、牧場長を宝塚菊夫にして、逍遙馬道を設置せずに、ゲートと大型坂路を両方設置するといった方法もあります。
牧場長の影響
牧場長の能力が高いほど、牧場の育成効果は上がります。 牧場施設にとっては能力よりも、特性と得意施設の影響が大きいです。 設置している牧場施設と特性・得意施設が合致していると、かなり大きな効果を得られます。 牧場長については、以下のページを参考にして下さい。
基本施設
- 設置場所
- 放牧場
- 対象効果
- 牧場施設の上限数
- 設置条件
- なし
- 得意施設
- なし
- 複数設置
- 不可
- 複数効果
- なし
- 費用
- 「基本施設」参照
放牧場の施設上限は、初期状態のLv1で6個、拡張後のLv2で10個となります。 Lv2が最大です。 拡張費用が12億かかるので、スタート直後に拡張すると資金難になります。 最優先で拡張すべき施設です。 しかし、お金を貯めてから拡張しないと、経営が苦しくなるだけです。
牧草
1歳幼駒の健康に影響する施設です。 持病の発生率には影響しませんが、育成中の幼駒の怪我発生率は低下します。 ただし、効果は小さいです。 なので、拡張・再拡張を優先する必要はありません。 また、高松凱旋の友好度にも多少影響します。
厩舎
- 設置場所
- 放牧場
- 対象効果
- 繁殖牝馬の繋養数
- 設置条件
- なし
- 得意施設
- なし
- 複数設置
- 不可
- 複数効果
- なし
- 費用
- 「厩舎」参照
プレイヤー牧場で繋養できる繁殖牝馬数は、初期状態のLv1で5頭、Lv2で10頭(7頭)、Lv3で20頭(10頭)となります。 カッコ内は海外牧場の場合です。
繁殖牝馬が最大の20頭でないと、効率良く自家生産はできません。 系統の確立にも影響するので、自家生産を最優先に考える場合は、最初にLv3へ拡張すべき施設だと思います。
ウォーキングマシン
幼駒と競走馬の疲労回復効果を高める重要な施設です。 疲労回復を上げることは、あらゆる面で大きなプラス効果が得られます。 なので、ウォーキングマシンは複数設置が基本と考えて下さい。
- 育成中に起こる、コズミなどの軽い怪我の発生率が低下する
- 育成で疲労が溜まりにくくなる
- A・Bの効果で全ての育成施設の効率が上がり、結果的に幼駒は成長しやすくなる
- 放牧の1週あたりの疲労回復量が増加する
- Dの効果で闘志と調子が低下しにくい、4週以下の放牧でも疲労を回復できる
- Eの効果で闘志と調子の管理がしやすくなる
- Fの効果で好成績を残しやすくなり、結果的に調教による育成で競走馬が成長しやすくなる
ウォーキングマシンの複数設置で得られる主な効果は、幼駒が上のA~C、競走馬はD~Gになります。 生産に与える影響は、繁殖牝馬の受胎率上昇、持病持ちの馬の誕生率低下です。 また、牧場長を宝塚菊夫にすることで、さらに大きな効果が得られます。
集団馬房
- 設置場所
- 放牧場
- 対象効果
- 成長度(幼駒)
- 設置条件
- なし
- 得意施設
- なし
- 複数設置
- 可
- 複数効果
- 勝負根性(幼駒)
- 費用
- 「集団馬房」参照
幼駒の成長度が上がりやすくなる施設です。 要するに、入厩時期が早くなる確率を上げる施設です。 複数設置で幼駒の勝負根性も成長しやすくなります。 効果があるのは成長度です。 能力が成長しやすくなるわけではありません。 むしろ逆効果です。 なので、設置するべきではありません。
牧場で最も成長する時期は入厩前です。 集団馬房を設置すると、その期間が短くなるため、牧場で成長しにくくなります。 そして、入厩時期が早まると、競走寿命の低下する時期も早まります。 入厩後の成長度は通常と変わらないため、無駄に競争寿命を減らし、成長度MAXの期間が短くなります。
成長力が「無」の馬にはメリットのある施設だと思います。 しかし、それ以外の馬には「結果的にデメリット」といった効果しかないので、設置する価値は全くないと思います。
種牡馬繋養施設
- 設置場所
- 放牧場
- 対象効果
- 種牡馬の繋養数※
- 設置条件
- 牡馬でG1勝利
- 得意施設
- なし
- 複数設置
- 不可
- 複数効果
- なし
- 費用
- 「種牡馬繋養施設」参照
牡馬でG1に勝利すると設置可能になります。 ※効果は種牡馬の繋養数、配合の爆発力、海外種牡馬の種付けの3点です。 効果の詳細は以下のA~Cになります。
- プレイヤー牧場で繋養できる種牡馬がLv1で5頭、Lv2で10頭、Lv3で20頭になる
- 配合で得られる爆発力がLv1で+1、Lv2で+2、Lv3で+3になる
- 最大のLv3まで拡張すると、海外種牡馬の種付けが可能になる
自家生産に欠かせない施設です。 とくにA・Cは系統確立と優秀な繁殖牝馬の生産に大きく影響します。 なので、自家生産メインでプレイする場合、できるだけ早くLv3にすることが非常に重要です。
ロンギ場
設置が牧野双葉の出現条件になります。 効果が低いので必要ない施設です。 ただし、牧場長を牧野双葉にして複数設置すると、非常に大きな効果を得られます。
観光施設
効果は収入アップのみなので、相変わらず、最も必要ない牧場施設です。 複数設置で所有している種牡馬の種付け数が増えます。(種付け収入アップ) 幼駒の国内セリでの取引価格も上がります。
獣医施設
必ず複数設置しましょう。 実際は少し違いますが、効果はウォーキングマシンと同じと考えて問題ないと思います。 大きな違いは「放牧→持病の改善」くらいです。 要するに、疲労回復、怪我(病気)、持病に効果大なので、結果的に育成効率も大きく上げる施設ということです。
設置するには高松凱旋(父)との友好度を20以上にする必要があります。 ナリタタイシン、サクラチトセオー、ベガなどの、健康がF+以下の史実馬を所有して、その史実馬でG1を勝利すれば、90年代前半に設置できます。
花壇
設置条件は高松歌劇の友好度20です。 複数設置の価値が非常に高い施設です。 放牧中に調子が下がりにくくなり、放牧後の調子が上がりやすくなります。 なので、調子◎で4週以下の放牧をしても、すぐに◎まで回復します。 2週以下の短期放牧なら、中1~2週で◎も可能です。
牧野若葉+花壇複数設置で、賢さの成長する確率も飛躍的にアップします。 賢さは調子だけでなく、成績にも直結する要素なので、賢さの成長はあらゆる面で必ずプラスになります。 また、複数設置で大きな効果を得られる施設です。 1つだけなら功労馬繋養施設と大差ありません。
功労馬繋養施設
結城江奈との友好度を20以上にすると、イベントが発生して設置可能になります。 芦毛の史実馬を使って友好度を上げれば、90年代前半でも設置条件は満たせます。 芦毛の史実馬については「芦毛・白毛の史実馬」を参考にして下さい。
効果は観光収入と名声のアップです。 花壇が設置済みの場合は、賢さも上がりやすくなります。 観光収入はどうでもいいですが、名声と賢さの影響を考えると、設置する価値はあります。 しかし、通常は放牧場に空きがなく、設置できないと思います。 なので、ベストな使い方は、引き継ぎ前提として、新たな出会いで指定が可能になる名声3000、もしくは海外種牡馬種付けの条件となる名声1000までの、短期設置だと思います。
大型坂路コース
貴船光里との友好度を20以上にすると設置可能になります。 休養中の現役馬のパワーに効果がある施設です。 拡張すると冬場でも育成が落ちなくなります。
設置する価値はあります。 ですが、放牧中にしか効果がないので、この施設によって現役馬のパワーが成長する確率は低いです。