牧場長の重要な能力
牧場長の能力で最も重要なのは得意施設です。 その次に重要なのが特性です。 相馬眼、馴致などの5段階評価の5項目は、どの牧場長でも10年あればオールSにできるので重要ではありません。
得意施設
得意施設が複数設置可能な牧場施設の場合、2つ目の施設の効果もアップします。 なので、得意施設が複数設置で大きな効果を得られるウォーキングマシン、獣医施設、花壇の牧場長が、おすすめの牧場長となります。 これに該当するのは、牧野若葉と宝塚菊夫のみです。
逆に得意施設が効果の低い施設の牧場長は、はっきり言って使えません。 効果の低い施設、要するに設置が必要ない施設は集団馬房、観光施設、功労馬繋養施設、ゲートです。 なので、朝比奈すみれ、樫本桃子、精武万作は使えない牧場長となります。
特性
特性は最大4つまで習得できます。 設置している牧場施設が多少影響しますが、何を習得できるかは運です。 狙って習得させることは難しいです。 牧場での育成で最も重要な特性はスピードです。 比較的習得しやすい特性です。 ただし、牧場育成は初期習得している特性の影響が最も出やすいです。 なので、最初からスピードを習得している椎野はるかが、特性のみを考えた場合、最も使いやすい牧場長になります。 とくに牧場施設を複数設置せずに、できるだけ多くの施設を設置したい場合は、若葉と宝塚よりも椎野のほうが使いやすいです。
5項目
- 相馬眼
- 高いほどコメントが正確になります。 自牧場生産のスピードの高い馬を所有することで成長します。 5項目で最も成長させづらい能力です。
- 血統知識
- 種付けを牧場長に任せたときの効果に影響します。 高いほど効果も高くなります。 爆発力・配合評価の高い配合をすることで成長します。 種付けする繁殖牝馬が多いほど成長します。 20頭の種付けを全て牧場長に任せると、数年でSまで成長します。
- 馴致
- 幼駒の育成度に影響します。 高いほど幼駒の育成度が上がりやすくなります。 自牧場生産の幼駒数が多いほど成長します。
- 種付け
- 種付け時の受胎確率に影響します。 高いほど受胎する確率が高くなります。 種付けする繁殖牝馬が多いほど成長します。
- 健康管理
- 幼駒の健康、怪我と持病の発生率に影響します。 高いほど幼駒の健康の育成度が上がりやすく、育成中の怪我発生率が低くなります。 持病のある馬が誕生する確率も低くなります。 自牧場生産の幼駒数が多いほど成長します。
牧場長の成長
以下のA・Bの状態であれば、成長力に関係なく、全牧場長が10年でオールSまで成長します。 なので、施設の充実した引き継ぎデータがあれば、初期選択の牧場長も最初の10年でオールSになります。
- 牧場施設を充実させる
- 繁殖牝馬が20頭いる状態で毎年種付けする(毎年幼駒が20頭誕生)
海外牧場はBの条件を満たせないため、牧場長の育成に不向きです。 なので、史実年代が終わる前に、海外牧場用の牧場長を2名育成しておくと効果的です。 また、シュンライ・シュンランは牧場長を成長させる効果があります。 10年で2回発生させれば、効率良く牧場長が育てられます。
史実馬プレイで牧場長を成長させる
史実馬しか所有しない場合、年間で10頭以上生産する必要がないため、牧場長は成長しにくいです。 なので、できるだけ史実馬を自家生産にして、牧場長の成長を促しましょう。
- 馬齢の若い繁殖牝馬を適当に10頭購入する
- 5月1週~6月4週の種付けを全て牧場長に任せる
- 3月5週にその年の所有したい史実馬の母を購入する(02の翌年以降)
- 4月1週に01・03の産駒が誕生
- 5月1週~6月4週の種付けを全て牧場長に任せる
- 8月1週の国内セリで01の産駒を全て売却する
- 10月1週の繁殖牝馬セールで03の繁殖牝馬を全て売却する
- 03~07を繰り返す
以上のようにすれば、史実馬プレイでも牧場長が効率良く成長します。 史実馬の母は「史実馬(年度別)」か「史実馬(50音別)」を参考にして下さい。
牧場長がオールSまで成長すれば、03以外の繁殖牝馬は必要なくなります。 なので、サイロを設置している場合は、撤去しても問題ないと思います。
牧場長の初期能力と交代時期
各牧場長の初期能力、特性、得意施設は上のサブメニューから移動して下さい。 各地域の牧場長の交代時期は10年毎、年度は以下のようになります。
- 日本
- 下一桁が2年
- 欧州
- 下一桁が4年
- 米国
- 下一桁が6年
霜月エニフ
今作が初登場の牧場長です。 最初から選択できます。 可もなく不可もなくといった感じなので、国内牧場の牧場長にするには物足りないです。 なので、任命するなら海外牧場しかないと思います。
朝比奈すみれ
前作は秘書でしたが、今作では牧場長に任命できます。 能力は平均的です。 最初から選択できます。 得意施設が効果の低い功労馬繋養施設なので、育成する価値はありません。
椎野はるか
最初から選択できる、ピンクのダサいTシャツを着た牧場長です。 特性がスピードなので、初回プレイでは最も使いやすいです。 最終的には牧野若葉か宝塚菊夫を国内牧場の牧場長にして、育成した椎野を海外牧場で使うのがベストだと思います。
樫本桃子
最初から選択できる牧場長です。 得意施設に問題があるため、一番ダメな牧場長だと思います。 唯一の長所は、相馬眼が初期状態でA(4)あることです。
精武万作
最初から選択できる、能力が極端な牧場長です。 馴致は初期状態で最高のS(5)ですが、種付けがE(0)です。 なので、不受胎が多発します。 得意施設のゲートも設置する必要がない施設のため、馴致Sは全く活かせません。
宝塚菊夫
宝塚記念と菊花賞に所有馬を出走させると、次回の牧場長交代時から選択可能になります。 「牧場長を宝塚菊夫+ウォーキングマシンを複数設置」の効果が非常に大きいので、男性では最もおすすめです。
牧野良夫
最初から選択できる牧場長です。 牧野双葉の出現条件となります。 特性と得意施設に問題がないので、海外牧場ならアリだと思います。
牧野若葉
最初から選択できます。 初期能力は低いですが、簡単にオールSまで育ちます。 以下のA~Dを全て複数設置することで、最も大きな効果が得られる牧場長になります。
複数設置で大きな効果を得られる施設が、得意施設の牧場長は非常に使えます。 これに該当する牧場長は牧野若葉と宝塚菊夫しかいません。 この2名を比較した場合、史実馬プレイと自家生産プレイに関係なく、若葉のほうが大きな効果を得られると思います。
牧野双葉
能力の低さは成長力で補えます。 なので、オールSにすることは簡単です。 以下のA~Dの条件を全て満たしていると、9月にイベントが発生して知り合えます。
ロンギ場を複数設置すれば、特性が賢さなので、精神面では非常に大きな効果が得られます。 ただし、ロンギ場は必要ない施設です。 それを考えると、使い道が殆どない気がします。