騎手の成長と育成
- 騎手ごとの成長力の違いは廃止
- G1勝利で得られる戦法の経験値は、作戦に対応した戦法が+0~5
- G1勝利で得られる距離対応の経験値は、該当レースの距離に対応した距離対応が+0~6
- 戦法と距離対応は高くなると、得られる経験値が少なくなる
- 井坂修三郎の「注目の若手騎手イベント」の該当騎手は、1年間だけ全ての経験値が約2倍
- 技術開眼の効果は何れかの戦法が+10、距離対応と特性には効果なし
- プレイヤーの干渉なしで、年間30勝以上する騎手でないと成長させづらい
- 騎乗回数の多い騎手でないと成長させづらい
- 年齢が20代後半になっても、全ての戦法が△以下の騎手は育成に不向き
- 距離対応のマイルと中距離は上がりやすく、長距離は上げにくい
レースで大きな効果を得られる一流騎手とは、以下のA~Cを全て満たす騎手と考えて下さい。 ウイニングポスト9は騎手の育成が難しいというか面倒になったため、一流騎手を増やすのはかなり大変です。
- 戦法(逃先・先差・差追)が全て◎以上
- 距離対応(短距離・マイル・中距離・長距離)が全てB以上、内2つがA以上
- 海外経験と大舞台(クラシックでも可)を含む、習得済みの特性が8個以上
能力の高い騎手を増やすには、史実で活躍する騎手を育成するのが手っ取り早いです。 プレイヤーが一切干渉しなくても成長します。 30代前半までに、戦法オール○くらいにはなります。 なので、プレイヤーが少し鑑賞して成長を促せば、上のA~Cを満たす騎手になります。 以下は1994年以降にデビューする成長させやすい騎手です。 緑は最初から能力の高い地方と海外から移籍する騎手なので、成長させる必要も殆どありません。
- 1994
- 安川道夫(後藤浩輝)
- 1994
- 黒田貴(幸英明)、吉田豊
- 1996
- 柴田大知、福永祐一、和田竜二
- 1997
- 秋山真一郎、勝浦正樹、武幸四郎、戸山勝人(村田一誠)
- 1998
- 細田隆夫(池添謙一)、若江守(酒井学)、葛西退助(太宰啓介)
- 1999
- 北村宏司
- 2002
- 田辺裕信
- 2003
- 安藤勝己、松岡正海、小池治(石橋脩)
- 2004
- 川田将雅、輪島誠司(小牧太)、藤岡佑介、吉田隼人
- 2005
- 春日卓也(柴山雄一)、坂田勇紀(大野拓弥)
- 2006
- 岩田康誠、片平正直(北村友一)
- 2007
- 浜中俊、藤岡康太
- 2008
- 内田博幸、三浦皇成
- 2009
- 松山弘平、神戸直広(国分優作)、村谷智成(丸山元気)
- 2010
- 新木隆也(川須栄彦)、西岡歩(高倉稜)
- 2012
- 光村義輝(菱田裕二)
- 2013
- 戸崎圭太
- 2014
- 伊勢谷和人(松若風馬)、村重幸樹(石川裕紀人)
- 2015
- アントニオタラッリ(デムーロ)、ラファエルデュラン(ルメール)
- 2016
- 荒瀬晴之(坂井瑠星)
架空年代になると、武、蛯名、横山典、柴田善といった一流騎手が一気に引退してしまいます。 地方と海外から移籍する騎手も年齢が高いため、しばらくすると引退します。 なので、2009年以降にデビューする上の騎手を育成しないと、いずれ必ず騎手不足になります。
戦法
- ●
- 255
- ◎
- 191~254
- ○
- 101~190
- △
- 51~100
- ×
- 0~50
×~●を数値化すると上のようになります。 前シリーズ8まではプレイヤーの干渉で、成長力の低い騎手でもオール◎は難しくありませんでした。 9では騎手の成長力はなくなり、G1勝利で得られる戦法の経験値が下がりました。 そのため、プレイヤーの干渉なしでも、それなりの騎乗回数を得られる騎手でないと戦法は上がりません。 戦法は技術開眼でも成長します。 ですが、1回の効果が何れかの戦法+10のみなので、効率的とは言い難いです。 しかし、戦法は高くなると得られる経験値が大きく減ります。 なので、騎乗回数の少ない騎手は、技術開眼を実行しないとオール◎は難しいです。
距離対応
- S
- 230~255
- A
- 190~229
- B
- 100~189
- C
- 50~99
- D
- 0~49
ウイニングポスト9から新たに追加された能力です。 短距離・マイル・中距離・長距離の4種類です。 D~Sを数値化すると上のようになります。
馬に与える影響は戦法と同程度と考えて下さい。 要するに、馬の成績に大きく影響する能力です。 地方・海外からの移籍騎手以外は、プレイヤーが干渉しないと成長しにくい能力です。 とくに長距離は2800m以上のレース自体が少ないため、プレイヤーの干渉なしでは殆ど成長しません。 全ての距離対応をB以上にするには、海外長距離重賞を優先して狙うのが効果的です。 海外重賞を勝利すれば、距離対応の経験値だけでなく、海外経験(特性)の経験値も効率良く稼げます。
騎手を効率良く育成する方法
あくまでも私見ですが、能力の低い騎手を一流騎手まで成長させる方法です。 能力の高い騎手を育成する場合も、以下の方法が効率的だと思います。
- デビューから4年以内に戦法が全て○以上、長距離以外の距離対応が全てC以上になるまで、特性の習得を考え、プレイヤー所有馬で能力を上げる
- 01を全てクリアしたら、5~6年放置する
- 年齢が20代後半になったら、戦法の何れかが◎、長距離以外の距離対応が全てB以上になるまで、2800m以上の海外G1(重賞でも可)を優先し、プレイヤー所有馬で能力を上げる
- 03を全てクリアしたら、技術開眼を数回実行して、全ての戦法を◎にする
育成は海外レースを使うのがベストです。 G1にこだわる必要はありません。 勝利が重要です。 勝てる確率の高い、短距離(1200m以下)と長距離(2800m以上)のレースを優先して下さい。 「注目の若手騎手イベント」の対象騎手を育成する場合は、いきなり03と考えて下さい。 全ての経験値が2倍なので、戦法オール×スタートでも、1年で03の条件はクリア可能です。
レースで得られる経験値
以下は上画像の4騎手の成長を比較したものです。 比較に使用したレースはエリザベス女王杯、馬場状態は重、単勝2.1倍の1番人気です。 使用した馬の気性は激です。
各騎手の最上部がレース前の能力、それ以外はカッコ内の作戦で勝利したレース後の能力です。 赤が成長した能力となります。
能力の低い川又と田中は、戦法が3~4、距離対応が3~6成長しています。 能力の高い吉田と国分は、どちらも1~3しか成長していません。 要するに、能力が高くなると、戦法と距離対応の成長は鈍ります。
特性の変化は上のようになります。 大レースの経験値が最も多く、重馬場も必ず経験値を得ています。 36歳の吉田のみ、熟練の経験値を得ています。 また、吉田は習得しやすい重馬場の経験値を最も多く得ています。 他の特性は大差ありません。